社員を知る
このインタビューは2019年10月に実施しました。
Q1〜3の回答内容は当時のものです。
「かたちあるもの」を通じ、
お客様に喜んでもらえる。
前職の金融機関の営業をしていた中で様々な企業と関わらせていただいたのですが、そのとき感じたのは「独自性のある企業は強い」ということです。黒木工業所はまさに独自の技術で他にはできない仕事をしていたので、ここで働きたいと強く思わされました。
また、金融機関で提供していたのは「かたちのないもの」でしたが、黒木工業所のように「かたちのあるもの」を提供してお客様に喜んでもらえる、というのも大きな魅力に感じて、それも入社の決め手になりました。黒木工業所は営業回りも作業着なので、スーツで出勤しなくてよかったのも理由だったりします(笑)。
地道な情報収集を心がけ、
困りごとに真摯に取り組む。
営業の仕事では「情報を逃さない」ことが大事です。時間があればお客様のところに足を運び、大小様々な声を拾うためのアンテナを張っておく。お客様との些細な会話を通じて更なる「困りごと」を発見する。日々の仕事の中で、そういった地道な情報収集を大切にするように心がけています。
また、故障は予期せぬ時に起こりますから、突発的な依頼が年に数回あります。補修が生産ラインに関わる場合はお客様としても急を要するので、休日対応になることもあって大変ではありますが、緊急対応こそお客様の信頼を得られるチャンスなので、真摯に取り組むようにしています。補修後は感謝の言葉もいただけますから、苦労は報われますよ。
奥深い独自の技術による、
あらゆる修理への対応力。
黒木工業所で実際に仕事の経験を積むと、この会社がいかにお客様から頼りにされているかが分かります。技術研究所の所長が「うちは業界のお医者さんのようだ」と言っていたのですが、人の体の治療方法が患者さんごとで変わるように、補修方法も部品の材料の種類や壊れ方の違いなどで一つひとつ変わります。この対応を可能にするのが、現場の職人や技術研究所の研究者が創業から一緒に培ってきた奥深い独自の技術やノウハウです。この力をいかすために、営業の私も日々勉強が必要です。
会社の良さは入社してすぐには分からないかもしれませんが、あきらめずにねばってほしいですね。そうすればいつか必ず、黒木工業所の仕事の素晴らしさが分かるようになりますから。