社長メッセージ 代表取締役 黒木亜矢子

ものづくりで人の役に立つ、
誇りある仕事を。

私たち黒木工業グループは、『溶接』という技術を、単に材料を接合する手段としてではなく、金属部品により高い機能を付加し新たな可能性を追求することができるテクノロジーとして、独自に開発してきました。
私たちには大切にしている3つの柱があります。「独自の技術であること」「お客様の困りごとに寄り添うこと」「一切手を抜かない誠実な仕事であること」。この3つすべてを備えていることが私たちの誇りであり、80年以上にわたり堅実に事業を進めてきた黒木工業グループ最大の特徴だと思います。
「ものづくりで人の役に立つ」というテーマのもと、お客様のために夢中になれるような方と黒木工業グループの未来を築いていきたいと願っています。

技術革新の時代、
材料接合の可能性を世界に広げる。

黒木コンポジットは、溶接技術の黒木グループの中で、電子ビーム溶接やHIP(拡散接合技術)を導入し、アルミ、銅、チタン、セラミックス等の特殊な接合を行う企業です。
今、世界は大きな技術革新の時代。5GやAIの導入、環境エネルギー問題もふまえ、急速に新しい時代へ向かっていきます。そんな中で、より高機能な新しい材料も次々と開発されており、まさに私たちの接合技術を活かすべき時であると感じています。新しい材料を実用化していくためには、当然、溶接や接合技術の開発も不可欠だからです。
取引先から持ち込まれるテーマも、航空宇宙、半導体、医療技術と、特殊な先進部品も多く、中には非常にスケールの大きな事業の一員として関わる場面もあります。ニッチな技術だからこそ、今までになかった何かを生み出す力があるのです。
目の前の製品に向かい合い積み重ねていく私たちの仕事が、人々の未来を切り開いていきます。

創造力と誠実さが育む「考え抜く力」。

一緒に仕事をしていくにあたって、みなさんに一番大切にしてほしいことは「考え抜く力」です。
テクノロジーの発達に寄与してきた人間の豊かな創造力、それを生み出したのは「考え抜く力」でした。いつの時代も知恵を絞り出す人間の力は偉大であり、その姿は誇らしいものです。私たちもそんな人間の可能性にチャレンジし続ける企業でありたいと思っています。
また、お客様の事業の根幹に関わるような大切な仕事、ましてや溶接という中が見えない施工品を使っていただく私たちは、「期待をさらに上回る成果」をお見せしてようやくお客様に安心され、信頼していただけるものと心得ています。すべてはお客様のために。真に最善なソリューションにたどり着くまでひたすら「考え抜く」誠実さが求められます。

チーム黒木のかけがえのない
一人として、
個性を伸ばし、
喜びを分かち合いたい。

現場の技能職も、研究所の学者も、第一線の営業員も・・・それぞれの立場で己を磨き上げ、互いをリスペクトしながら協力してお客様のためにベストを尽くす。それが私たちチーム黒木のスタイルです。ものづくりを通じて己を磨くという姿勢はその人の生き方や人柄になり、人生の指針になっていきます。一人ひとりはとても個性的です。同じような人はいません。個性、大歓迎。
先人の築いた文化の上に、新しい自分の技術を花開かせて、社会やお客様をうならせてみたいと思いませんか。誰も思いつかなかった、でも確かに理にかなっている、ニッチでも本当に社会の役に立つ技術をこれからも世に出していくのが当社のテーマです。
「チーム黒木」のかけがえのない一人として、一緒に未来を創っていきましょう。