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Events at the Institute of Technology
サンプル

 様々な形状の下限値を探索するために30mm角の小さいサンプルを製作しました。
何度も繰り返し造形を行いようやく完成しました。各形状についての詳細を
解説いたしますので、ご興味を持って頂ければ幸いです。






スキャン

 造形物の寸法精度保証には非接触3Dスキャンを使用するのが一般的では
ないでしょうか。
複雑な造形物をノギスなどの計測機器で計測するのは難しいと言えます。
近年、測定精度の高いスキャン機器・スキャンデータ処理ソフトの価格が下がり、
容易に購入できる様になってきました。
 今回は、非接触3Dスキャンの測定方法や計測結果について解説いたします。



パラメータ

金属3Dプリンターのパラメータは200種以上あります。
当社ではオープンパラメータ仕様の装置を導入しており、製品の要求仕様に
沿った適切なパラメータ探索を提供できるよう現在試行錯誤しております。
今回は、パラメータとはどの様なものなのかを解説いたします。





サポート(支柱)

金属3Dプリンターのパウダーベット方式では、造形物の角度に制限があり、
当社で導入したDMP350では45°以上の傾斜になると壁が崩れてしまいます。
そのため、崩れ防止策としてサポート(支柱)を配置します。今回は、サポート
について解説いたします。





インコネル718

待望の金属3Dプリンター設備が稼働を開始しました。
これから、金属3Dプリンター事業を加速させていくにあたり
今回は、当社で扱う「粉末」に焦点を当て紹介しています。

どんな粉末をどのように扱っているのか?
粉末の運用方法を解説させて頂いております。

このブログが御目に留まりましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


SPS装置

SPSは日本発祥の技術で、現在は世界的に普及しており、
□「Spark Plasma Sintering(SPS):放電プラズマ焼結法」や
□「Plused Erectirc Current Sintering(PECS):パルス通電焼結法」と
概ねこの二つの呼び名で呼ばれている技術です

この日本発祥のSPSを一言で説明すると、
「加熱したいものを直接加熱することができる技術」となります。

今回は、
『直接加熱する』をどのようにして行っているのか
『直接加熱する』ことのメリット・デメリット
について図を用いてわかりやすく解説します!!


金属3Dプリンター

金属3Dプリンター事業がまもなく始動します。

11月開始を目標に只今準備中です。

導入する機種は、3D Systems社(アメリカ)の DMP Flex350B となります。
 造形サイズ:275 ✕ 275 ✕ 380 mm
 材質:ニッケル基合金


SPS-3.20MK-IV

2021年7月に導入し、無事に立ち上げることのできたSPS装置。

弊所で導入したSPS装置はSPS-3.20MK-IV(富士電波工機株式会社製)です。
基本的な能力は最大電流8000A、最大加圧力200kNであり、
そこから特殊仕様にオーダーしたものとなります。

これまでのSPS装置では対応の難しかったものに対応するべく、
装置メーカー様と打合せを重ねて作っていただきました。

今回はそんな弊所特殊仕様のSPS装置について紹介をさせていただきます!


SPS装置

SPS装置と聞いて、すぐにわかる人は少ないのではないでしょうか?

SPS装置はホットプレス(HP)装置やHIP(熱間等方圧加圧)装置と同じく、
加圧焼結装置です。
HP・HIPとの最大の相違点は試料を直接加熱することができる点です。
この直接加熱により、急速昇温が可能となることで、より短時間での試験が
期待できます。

試験可能回数が増えるということはそれだけ開発や研究スピードを上げることに繋がります。
特に企業の方々は開発・研究速度を求められていると思います。
そのような企業の方々にぜひ利用していただきたいです!

また、SPS装置では焼結のほか、同種・異種材料の接合を行うこともできます。

この度、弊所にてSPS装置を導入しましたので、その紹介と納品までの流れを紹介します。